ボンクリ・フェス2019公式|“Born Creative”Festival 2019|東京芸術劇場

PROGRAM

誰でも楽しめる! 無料プログラム

アトリウム・コンサート

ボンクリ精神あふれる音楽が東京芸術劇場の館内を駆け巡ります。

開催情報

入場料無料 Admission free

2019.9.28(土) Sat. 28th September 2019
アトリウムボックスオフィス上ステージ(1F) Atrium

10:50~11:00
東野珠実(笙) Tamami Tono (Sho)
東野珠実:まばゆい陽射しを仰ぎ見て

13:20~13:30
東野珠実(笙) Tamami Tono (Sho)
藤倉大:obi (新作一部初公開)


2019.9.28(土) Sat. 28th September 2019
アトリウムロワー広場内ステージ(B1F) Atrium

12:00~12:20
本條秀慈郎(三味線) Hidejiro Honjo (Shamisen)
藤倉大:neo ダイジェエスト版
杉山洋一:Ludus perpetuus
マリオス・ヨアンノー・エリア:RED

17:15~17:30
佐藤紀雄(ギター) Norio Sato (Guitar)
梅本佑利:Euangélion
高橋悠治:しばられた手の祈り

藤倉大の解説


東野珠実(笙)

東野さんは坂本龍一さんとのコラボ作品やコモンズから出ているCDなどで作品は僕は知っていました。多分そのCDは坂本さんが僕にくださったと思います。そこで東野さんとはフェイスブックで仲良くなり、僕が5年やっていた福島相馬市でやっている作曲教室にも出ていただいたりして、相馬への道中長くお話しして仲良くなりました。
今回は是非ボンクリに出演していただきたく、ファンファーレがラッパとかのマッチョなものじゃなく、笙だったらどんなにかっこいいだろう!と思いお頼みしました。実際はこのファンファーレ、どの曲にするか、をかなり迷いました。1回目のファンファーレは東野さん自作自演で「まばゆい陽射しを仰ぎ見て」という笙とバッキングトラックの作品を。2回目のファンファーレはたまたま東野さんから僕は委嘱をいただいていて、作品が完成したところでして、世界初演はまた後ほどあるのですが、今回は特別に「一部のみ」を演奏することになりました。世界初演の前の初演、という特別なものです。「Obi(帯)」という笙とエレクトロニクスの作品です。

本條秀慈郎(三味線)

今回は2年ぶりに三味線スーパースターの本條秀慈郎さんに登場してもらいます。スペシャル・コンサートにも出ていただくので、その前の時間って空いてるよね?ということで、アトリウムコンサートにも出演してもらいます。
そこでは僕のNeo(音緒)のショート版と、僕も長くお世話になっている杉山洋一さんの作品、とマリオス・ヨアンノー・エリア:REDという、僕は名前も聞いたことのない作曲家の作品を演奏してくださるそうです。どんな音楽なんでしょうね、楽しみです。

佐藤紀雄

僕はボンクリの作品を参加してくださるアーティストたちと選ぶ時には、できるだけ若い世代の作曲家の作品を演奏できないものか、といつも考えています。20代半ばの作曲家はもう年齢からしてある程度作曲活動している人も多いでしょうし、若いとは言えない。僕も小学生の時から作曲は毎日やっていましたし、高校生の時にはもう音楽をしている友人を集めて自作を演奏、自分の機材を使って録音したりもしていました。僕の若い、というのはもっともっと若い作曲家。今回はユーチューブで音源を聴いた中でこれだ!と思った作品が梅本佑利さんのギター作品。聴いてみると、梅本さんは現在高校生!
たまたまこれだ!と思った作品がギター作品だったので、これは佐藤紀雄さんに弾いていただこう、と佐藤紀雄さんを僕が説得して(まるで僕が梅本さんのマネージャーのように!)弾いていただける事になりました。
高橋悠治さんは僕は前からファンなのですが(それこそ高校生くらいの時から)たまたま佐藤紀雄さんがこの作品を弾きたい、とおっしゃったので、弾いていただくことになりました。
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