ボンクリ・フェス2021公式|“Born Creative”Festival 2021|東京芸術劇場

PROGRAM

誰でも楽しめる!無料プログラム

音のない”オンガク”の部屋

聾(ろう)の舞踏家・雫境と映画作家・牧原依里がいざなうあたらしい音楽体験の場「音のない"オンガク"の部屋」。
ろうを生きる2人のアーティストがこの部屋についてコメントをくださいました。

雫境さん、牧原依里さんからのコメント


耳から入る音そのものの存在を知らない部屋です。
耳で世界を捉える人が多数という中で、音楽は耳だけでなく、目や皮膚、骨、内臓などの身体にも影響しています。
この部屋では「見る」だけで音楽のようなものを感じてみて下さい。ろう者の多くの生活は視覚的なものを拠り所にしています。ゆえに音声日本語とは文法、認識、把握が異なる、日本手話で会話しています。自然に出てくる日本手話の手形や動きの緩急、弛緩などから垣間見られる、視覚的なリズム、メロディなどが“オンガク”として昇華する可能性を探します。



開催情報

時間:11:00~19:00
会場:会場:ギャラリー2(5F)

Program

11:00-11:45 パフォーマンス&トーク ※事前申込制
12:00-17:10 展示「“オンガク”が視える?視えない?」
17:30-18:15 パフォーマンス&トーク ※事前申込制
18:30-19:00 展示「“オンガク”が視える?視えない?」

パフォーマンス&トーク

もしこの世界のマジョリティがろう者だったらオンガクはどんな風に生まれていったのか?ろう者5人が話し合いながら感じた「ろう者のオンガク」の可能性をパフォーマンスで披露します。その後にこのパフォーマンスの過程や背景、今後の展開などをお話します。(雫境、牧原依里)

■『はじまりについて』パフォーマンス
出演:佐沢静枝 那須映里 西脇将伍 Shizue Sazawa, Eri Nasu, Shogo Nishiwaki
共同演出:雫境 牧原依里 DAKEI, Eri Makihara
上演時間:約10分

■トーク
出演:雫境 牧原依里 佐沢静枝 那須映里 西脇将伍 DAKEI, Eri Makihara , Shizue Sazawa, Eri Nasu, Shogo Nishiwaki
手話通訳:小松智美 Tomomi Komatsu

日時:
10.2(土)11:00~11:45[受付開始 10:50]
10.2(土)17:30~18:15[受付開始 17:20]

入場方法:無料(事前申込制)
申込期間:2021.9.11(土)10:00~9.30(木)23:59
※〈パフォーマンス&トーク〉は定員に達したため、受付を終了いたしました。

※定員あり、事前申込制(先着順)
※未就学児入場不可
※各回、同じ内容となっております。
※やむを得ぬ事情により、内容が変更になる場合がございます。
※NHK「ろうを生きる難聴を生きる」(Eテレ土曜 夜8:45)の取材・撮影が入ります。(両回とも)客席が映る可能性があります。あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。放送日は後日HPにて掲載予定です。


展示「“オンガク”が視える?視えない?」

「“オンガク”が視える? 視えない?」は無音の映像を提示し、音楽のようなものを感じるかどうか試みる展示です。
風景、手話を基にした行為など、15秒〜1分の短い映像が12本あります。対面した2つの壁にそれぞれ6本の映像をプロジェクターから繰り返し投影します。来場者にそれぞれの映像に“オンガク”を感じたら紙にチェックしていただき、集計結果をSNSなどで公表する予定です。(雫境、牧原依里)

日時:10.2(土)12:00~17:10、18:30~19:00
入場方法:無料、入退場自由(事前申込不要)

東京芸術劇場
東京都豊島区西池袋1丁目8-1
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。
駅地下通路2b出口と直結しています。
 文化庁委託事業「2019年度戦略的芸術文化創造推進事業」主催:文化庁、公益財団法人東京都歴史文化財団企画制作:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)助成:公益財団法人ロームミュージックファンデーション 機材協力:ボーズ合同会社 協力:サントリーホールディングス株式会社
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