ARTIST

藤倉大

藤倉大 Fujikura Dai
作曲家/ボンクリフェス2022アーティスティック・ディレクター
Composer/Artistic Director

大阪生まれ。15歳で単身渡英しベンジャミンらに師事。数々の作曲賞を受賞、国際的な委嘱を手掛ける。2015年にシャンゼリゼ劇場、ローザンヌ歌劇場、リール歌劇場の共同委嘱によるオペラ《ソラリス》を世界初演。20年に自身3作目のオペラ《アルマゲドンの夢》を新国立劇場で世界初演。数々の音楽誌において、その年のオペラ上演におけるベストに選出された。17年から東京芸術劇場で毎年開催の「ボンクリ・フェス」アーティスティック・ディレクターを務める。19年に尾高賞、文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。近年の活動は多岐に渡り、リモート演奏のための作品の発表、テレビ番組の作曲依頼も多数。今年自伝本を出版。録音はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルや自身が主宰するMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版されている。
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アンサンブル・ノマド
アンサンブル・ノマド Ensemble NOMAD
現代音楽アンサンブル Contemporary music ensemble

ギタリスト佐藤紀雄の呼びかけによって集まった無類の個性豊かな演奏家によって結成されたアンサンブル。「NOMAD」(遊牧、漂流)の名にふさわしく、時代やジャンルを超えた幅広いレパートリーを自在に採り上げ、斬新なアイデアやテーマによるプログラムによって独自の世界を表現するアンサンブルとして内外から注目されている。今年結成25周年を迎える。

佐藤紀雄
佐藤紀雄 Sato Norio
指揮・ギター Conductor, Guitar

ギター奏者として古典のレパートリーのほか武満徹、高橋悠治、近藤譲、松平頼暁、福士則夫などの作品の世界初演を手掛け、また指揮者としても内外の現代作品の演奏、初演を行っている。1997年にアンサンブル・ノマドを結成し、音楽監督に就任。ソロ、アンサンブルのCDも多数リリースしている。

アン・レイレフア・ランツィロッティ
アン・レイレフア・ランツィロッティ
Anne Leilehua Lanzilotti

ヴィオラ Viola

カナカ・マオリ(ハワイ先住民)の音楽家。ニューヨーク・タイムズ紙より“優れた作曲家-演奏家”と評され、Native Launchpad Artist Award(2020年)、McKnight Visiting Composer Residency(2021年)を受賞している。”コンセプトと深く結びついた“作曲は、音響彫刻を含むイサム・ノグチ美術館からの委嘱など、ユニークな楽器を度々取り入れている。レコーディング・アーティストとして、ビョーク「Vulnicura Live」やジョーン・オズボーン「Love and Hate」、藤倉大の「Chance Monsoon」などのアルバムにヴィオラで参加しているほか、デヴィッド・ラングの「Anatomy Theatre」にも参加している。

アンサンブル・スリー
アンサンブル・スリー Ensemble THREE
ジョエル・ブレナン(トランペット)
Joel Brennan, Trumpet
ドン・インメル(トロンボーン) 
Don Immel, Trombone
ケン・マレー(ギター)
Ken Murray, Guitar

トランペット、トロンボーン、ギターによるユニークな編成のトリオ。クラシック音楽文化の先進的で、刺激的な事例として高い評価を得ており、メルボルン・リサイタル・センターの「Contemporary Masters Award」を受賞している。オーストラリア、アメリカ、シンガポール、香港、中国でツアー公演を行い、そのパフォーマンスは“芸術的に非の打ちどころがない”など、好評を博した。メンバー全員がメルボルン音楽院で教鞭を執っている。

ヤン・バング
ヤン・バング Jan Bang
エレクトロニクス Electronics

音楽家、レコードプロデューサー。ノルウェー南部の町クリスチャンサンで育ち、同郷の音楽家エリック・オノレと音楽活動を始める。2005年からはライブリミックスをコンセプトとした即興音楽祭「プンクト」を立ち上げ、現代ノルウェーで最も革新的な音楽家の1人として活躍している。

エリック・オノレ
エリック・オノレ Erik Honoré
エレクトロニクス Electronics

作家、音楽家、レコードプロデューサー、サウンドエンジニア。音楽祭「プンクト」の共同設立者。2017年に最新ソロアルバム「UNREST」をリリース。

アイヴィン・オールセット
アイヴィン・オールセット Eivind Aarset
ギター Guitar

現在ノルウェーで最も人気のあるギタリストの1人。デビュー作『Electronique Noir』は「マイルス以後のエレクトリック・ジャズで最も優れたもの」(ニューヨーク・タイムズ)と評されている。

八木美知依
八木美知依 Yagi Michiyo
箏 Koto

邦楽はもちろん前衛ジャズや現代音楽からロックまで幅広く活動するハイパー箏(こと)奏者。多くのジャズ・フェスティヴァルのステージに立ち、世界中の優れた即興家と共演を続けるかたわら、J-POPアーティストのコンサートや録音にも参加。英ワールドミュージック誌 Songlines の《世界の最も優れた演奏家50人》に選ばれている。

山下俊輔
山下俊輔 Yamashita Shunsuke
ギター Guitar

高知県出身。桐朋学園大学短期大学専攻科首席で卒業。2006年にギターデュオ「いちむじん」としてメジャーデビュー。現在15枚のCDをリリース。数々のCM、映画、ドラマ、アニメなどに参加。その中でも2010年大河ドラマ「龍馬伝」、映画「沈まぬ太陽」で飛躍的に活動を広げる。作曲家として2010年ミサワホームCM曲「かけら」演歌歌手 市川由紀乃、松本梨香他、多数の企業、歌手に楽曲提供を行う。2011年から海外公演を行っておりニューヨーク、ボストン、ロサンゼルス、ボルチモア、メキシコシティ、サンパウロ、サルバドール、台湾などで高い評価を得る。

本條秀慈郎
本條秀慈郎 Honjoh Hidejiro
三味線 Shamisen

本條秀太郎に古典・現代音楽を師事。演出家蜷川幸雄らが演奏を高く評価。桐朋学園短期大学部卒、ACCフェロー受給によりNYへ留学。文化庁文化交流使に任命され世界30公演、ロンドンウィグモアホールソロリサイタル。国内外のオーケストラ・アンサンブルと共演を重ねる。芸術選奨文部科学大臣新人賞。2022年アメリカU.C DAVISとBATES Collegeのアーティスト・イン・レジデンスに選出。

中山晃子
中山晃子 Nakayama Akiko
アライヴ・ペインティング Alive Painting

画家。液体から固体までさまざまな材料を相互に反応させて絵を描く「Alive Painting」というパフォーマンスを行う。あらゆる現象や現れる色彩を、生物や関係性のメタファーとして作品の中に生き生きと描く。様々なメディウムや色彩が渾然となり変化していく作品は、即興的な詩のようでもある。近年ではNew Ars Electronica opening performance 2019(オーストリア リンツ)、Biennale Nemo 2018 (フランス パリ)、MUTEK モントリオール、Tokyo 2020 オリンピック閉会式等。
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木村まり
木村まり Kimura Mari
ヴァイオリン Violin

ヴァイオリニスト・作曲家。桐朋学園で江藤俊哉氏に師事。ジュリアード音楽院博士号を取得、今までに20ヵ国以上にて招待演奏。Guggenheim財団、Rockfeller財団、IRCAMのレジデント作曲家、ハーバード大学より委嘱賞など受賞歴多数。カーネギー財団に2011年度「アメリカの誇る45人の外国人」唯一の日本人として選ばれる。1998年よりジュリアード音楽院でinteractive computer 音楽演奏の講師。2017年よりカリフォルニア大学 アーバイン 校「作曲・即興・テクノロジー統合学科」の正教授。2020年コロナ禍の中、モーションセンサーMUGIC®を販売、起業し、米国下院と加州議会より「起業家のリーダー」として承認される。2022年6月にExecutive MBA取得予定。

川村葵山
川村葵山 Kawamura Kizan
尺八 Shakuhachi

尺八を父、川村泰山に師事。くまもと全国邦楽コンクール最優秀賞受賞。都山流全国本曲コンクール金賞受賞。和のオーケストラ「むつのを」、「Tha Shakuhachi 5」等に所属。東京を中心に演奏活動の他、学校公演や子供のためのリトミック教室、YouTubeへ動画投稿する等、尺八を一般に広めるべく活動中。

吉澤延隆
吉澤延隆 Yoshizawa Nobutaka
箏 Koto

2008年 第15 回賢順記念全国箏曲コンクールにおいて第1位・賢順賞を受賞。2021年より、異なる分野のアーティストや専門家をつなぐコンサート・プロジェクト「NOBU-LAB.」(ノブラボ)をスタート。現在、東海大学教養学部芸術学科非常勤講師、滋賀県立文化産業交流会館「邦楽専門実演家養成事業」講師、東京文化会館ワークショップ・リーダーとして未就学児やその家族などに対するワークショップ活動も行なっている。

藤舎夏実
藤舎夏実 Tosha Natsumi
邦楽囃子方 Hougakuhayashikata

1991年福岡生まれ
藤舎呂英、藤舎千穂に師事。
2012年3月 有明教育芸術短期大学卒業
2014年3月 東京藝術大学音楽学部邦楽科邦楽囃子専攻別科修了   
いしかわ子ども邦楽アンサンブル講師   
藤舎流 真しほ会、青濤会 同人

本條秀英二
本條秀英二 Honjoh Hideeiji
三味線 Shamisen

1991年、アメリカ ロスアンゼルスに生まれ、6歳よりピアノを始め10歳より三味線とクラリネットを始める。UCLA在学中 2009年より本條秀太郎に師事し、本條秀英二の名を許される。桐朋学園芸術短期大学芸術科音楽専攻日本音楽専修卒業。本條秀太郎に現代音楽を師事した。2015年 日独青少年交流コンサートに参加「ミュンター市、エッセン市、ハンブルク市、バート・オルデスレー市」。2020年 奏楽堂130周年記念演奏会「和の音が生まれる時」にて独奏。

現代奏造Tokyoサックスカルテット
現代奏造Tokyoサックスカルテット
Gendai Souzou Tokyo Saxophone Quartet
菊地麻利絵(sop.)、近田めぐみ(alt.)、塚田奈緒子(ten.)、山口雄理(bar.)
Kikuchi Marie, Chikada Megumi, Tsukada Naoko, Yamaguchi Yuuri

現代社会における音楽の在り方に対する様々な問題意識を共有する若手演奏家により2016年に結成された自主運営の管打楽合奏団。音楽監督に板倉康明を迎え、この編成に特化した現代音楽作品を中軸に創造的活動を行なっている。これまでに7回の定期演奏会を軸に年6回のノナカ・アンナホールでの通算21回のシリーズコンサ ート他、「NHK-FM 現代の音楽」での放送にも出演し、現在その活動は各方面から吹奏楽の新たな展開として注目されている。

檜垣智也
檜垣智也 Higaki Tomonari
「電子音楽の部屋」監修
Electronics Music Room Supervisor

愛知県立芸術大学大学院修了。博士(芸術工学、九州大学)。フランス留学中に現代音楽の作曲とアクースモニウムの演奏で注目される。ボンクリでは1回目から電子音楽の部屋の監修を担当。ハーバード大学、ケルン大学、Futura音楽祭等で招待公演を行う。フランス国立視聴覚研究所音楽研究グループ、回路の詩神、高橋アキ等から委嘱をうける。3枚のソロCDをリリース。第5回国際リュック・フェラーリ・コンクール最高賞(2003)、第18回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(2014)、大阪文化祭奨励賞(2022)など受賞、入選多数。東海大学准教授、大阪芸術大学大学院客員教授。

永見竜生 [Nagie]
永見竜生 [Nagie] Nagami Tatsuo[Nagie]
エレクトロニクス Electronics

マルチ・サウンドクリエイター、レコーディング・エンジニア。藤倉大/ 歌劇「ソラリス」(東京芸術劇場 2018) にてエレクトロニクス / サウンドプロジェクションを担当。蒲池愛の現代音楽作品のMaxプログラミングを行いISCM、ICMC、NIMEに入選。aikamachi+nagie , ANANT-GARDE EYESとしてCM、アニメ、映像作品のRecordingからMix、作曲を行う。卓越した音響加工の手腕が評価されている。
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石丸耕一
石丸耕一 Ishimaru Koichi
「トーンマイスター石丸の部屋」講師
Lecturer of The Tonmeister Ishimaru Room

舞台音響を辻亨二氏に、オペラの音響をボリショイ劇場元芸術監督ボリス・ポクロフスキー氏に師事。歌舞伎座、新橋演舞場勤務の後、東京芸術劇場音響チーフ。「藤倉大/歌劇『ソラリス』全幕 *演奏会形式」(2018)野田秀樹演出「モーツァルト/歌劇『フィガロの結婚』~庭師は見た!」(2015・2020)岡田利規演出「團伊玖磨/歌劇『夕鶴』(新演出)」(2021)等のサウンドデザインに携わる。昭和音楽大学講師を兼務。日本舞台音響家協会副理事長。

交通アクセス
東京芸術劇場
東京都豊島区西池袋1丁目8-1
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。
駅地下通路2b出口と直結しています。


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