PROGRAM

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アトリウム・コンサート


東京芸術劇場のエントランスの広々とした空間を用いたコンサート。
ボンクリ精神あふれる音楽が東京芸術劇場の館内を駆け巡ります。

開催情報

入場料無料 Admission free
日程:2022.7.16(土)
会場:アトリウムボックスオフィス上ステージ(1F) Atrium

■Program

9:40~9:50
マイケル・トーキー/7月
Michael Torke: July

演奏:現代奏造Tokyoサックスカルテット[菊地麻利絵(sop.)、近田めぐみ(alt.)、塚田奈緒子(ten.)、山口雄理(bar.)]
Gendai Souzou Tokyo Saxphone Quartet [Kikuchi Marie, Chikada Megumi, Tsukada Naoko, Yamaguchi Yuuri]

《7月》は、作曲者がある時ふと聞こえてきたリズムグルーヴにサックスの俊敏性を意識し、速い音符を書き連ね、それを土台にして音程を引き出し、オリジナルのリズムを割り当てて作曲されました。対照的なテーマやムードがひとつの楽章の中に組み込まれ、ひとつの色彩をひたすら追求するのではなく、7月のエネルギーと暑さ、そして夕方にやってくる涼しい安息の風など 、時間的な体験に対応する音楽になっています。

fujicome
6年前に、「1日東京芸術劇場使えるとしたら何をしたいですか?」と聞かれたことを良いことに、本当に建物の色んなところで新しい音を奏でてもらおう!と。
ある時、ツイッターを眺めていると、僕のサックスカルテット作品を演奏してくださる公演情報をたまたま見つけました。すると、僕の曲よりも、久々に見るマイケル・トーキーの《7月(July)》が載っているのを見て懐かしくなりました。《July》といえばサックスカルテット大ヒット作品。僕も音大時代周りがみんなこの作品を吹いていましたし、僕も大学生時代にトーキーさんが審査員を務めるコンクールに応募したことがあります。今年のボンクリは7月。7月に《July》をするには最適だろうな!しかもファンファーレで!と思い、ツィッターで奏者の方達に連絡し、演奏の快諾を得ました。


13:20~13:30
松平頼暁/Drawing 2022
Matsudaira Yoriaki: Drawing 2022

演奏:本條秀慈郎(三味線)
Honjoh Hidejiro(Shamisen)

2022年、本條秀慈郎さんの委嘱によって作曲。A〜Dの4つの要素から成る。
その配置はABCADCABDAである。Aは変奏、Bはアルペジオ音型、Cはコード、Dはノイズを主体としている。
作品はこの「設計図」に従って作曲されている。(松平頼暁)

fujicome
今年は、三味線奏者の本條秀慈郎さんが松平頼暁さんの作品を演奏してくださる。実は今まで僕は松平頼暁さんの作品を何回も選ぼうとしていたのだけど、毎回、松平さんの作品をよく演奏する人たちから「日頃、松平さんの作品演奏しているので、違うのがやりたい」と言われたり、で今年やっとの実現です!
交通アクセス
東京芸術劇場
東京都豊島区西池袋1丁目8-1
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。
駅地下通路2b出口と直結しています。


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